物捨ての雑学

物が捨てられないこだわり

物捨て人により、捨てられないこだわりのものがある、というのはわりとよくあることではないのでしょうか。
その人にとってこだわりのあるジャンルのもので、モデルさんなど自己管理に徹底し、美に対するこだわりのある人は洋服を捨てにくい傾向にある、音楽に秀でた人は自身の作品などに執着もある、ということです。
これはその人の生き方にも関係していますが、そうしたこだわりから、必要以上にものが捨てにくくなり、困る可能性もあります。

特定のものへのこだわりは、個性でもありますが、本人にとってもそのこだわりのためにものを手放せないという場合には、考え方を少し変えてみるとよいかも知れません。
捨てるのはものそのものではなく、時間とともに変化した「事柄」だと割り切ります。
つまり自己の中にある「普遍的」な要素を捨てるのではなく、「変化したもの」を捨てると考えるのです。

愛用品について語るガンジー

ガンジーといえば、非暴力、不服従でインドの独立運動を指導した人物です。
ガンジーは以下の五つを愛用品の原則として述べています。

1.持っている物の数が元々少ないこと
2.長く使えること
3.手を焼かせること
4.故障しても悪戦苦闘すれば自分で修理できること
5.磨くと光ること。
または磨きがいがあること

いかがでしょうか。
捨てるべきものと、残しておくべきものの基準として、迷った時にこの五原則を思い出してみるとよいかも知れません。

ものを捨てる方法

そろそろ捨てた方がいいのか、と迷うものの多くには、事実上まだ使えるけれど使っていないというものがあるのではないでしょうか。
そうしたものを手放す目安として、二年以上使用していないものは捨てると判断すると、片づけやすいかも知れません。

また古くからあるものをリストアップし、使用してから日が短いものから残しておく方に入れていくと、常に使っていないものが明確になります。
使っていない古いものがハッキリすると片付けが効率的に行えます。

また、使う使わないに限らず、とっておくべきものというのが人にはあります。
この心理面での捨てるか捨てないかの線引きは、ハッキリしておくと、捨てる際の迷いや負担が軽減されます。

まず、捨てていいかどうか判断に迷うというものは、片付けにおいてはまず捨てる方に分けて問題ありません。
また使うかどうか分からないものを取りあえず保留扱いでとっておいた場合、洋服を例に挙げるとその後二年以内にその洋服に袖を通す確率は極めて低いというデータもあります。

一方でこれはとっておくべき、というものもあります。
思い出がつまっているものや、理由はなくとも好きなものといった心理面において支えてくれるものは、残しておいてもよいと考えられます。